Perplexity完全攻略！10分で使いこなす検索テクニック

Perplexityは、最新のAI技術を駆使したサーチエンジンで自然言語で回答を提供するツールです。単純なキーワードだけで検索する事でも情報を調べることが出来ますが、ここではより効果的に調べる方法を説明したいと思います。

Perplexityの特徴

質問形式での情報検索

検索バーに質問を入力するだけで、AIが複数のソースから情報を集めて回答してくれます。検索エンジンとの違いは、複数の検索結果から選ぶ必要がありません。AIが最適だと思う答えを選んでくれます。

チャットボット型のAI

情報検索時にAIが会話するように反応してくれます。また、質問後は関連する質問が自動で提案されるため、続ける質問が思いつかなくても会話が続けられます。これにより情報の深掘りが可能になります。

これらの特徴を理解した上で効果的に利用するための検索方法をまとめていきます。

サーチエンジンとの違い

通常のワード検索と違うポイント

生成された回答の情報源が明記されていることです。生成AIの場合、ファクトチェック(情報の信憑性確認）が必要となる事があります。そういった場合でも情報源があれば、簡単に正誤判断できます。

リアルタイムで情報を更新し、最新データに基づいた回答をしてくれることです。当然、検索したい事＝知りたい情報である事は間違い無いですが、5年前の情報が分かってもあまり役には立ちませんよね。こちらはGoogle検索でもフィルターを掛ければ出来ますが、そういった面倒な事をしなくても、常にリアルタイムで最新を探してくれます。

検索方法は非常に簡単。検索エンジンと同じようにキーワードを入力して検索するだけです。途中、どのような検索を行ったかが表示されるので、AIの思考過程もわかります。

Top画面→下部 検索バーに入力する

質問を入力する。

結果が出るまでの過程(AIが実施した作業)と情報源(回答生成に利用したソース)が表示される。

質問に対する回答が出る。

必要に応じて追加質問を続ける。

知りたい情報を得る為には？〜検索のコツ〜

検索にあたり通常のワード検索でも回答は出てきます。ですが、より良い回答を求めるのであれば、下記の“検索のコツ”を参照いただければと思います。

具体的な質問をする

明確で具体的な質問をすることで、より正確な回答を得ることができます。具体的にというと、5W2Hをはっきりさせて質問する事です。全てを網羅させる必要はありません。例えば、夕食に唐揚げを食べたい(AをBしたい。)ぐらいです。

一度の質問で回答を出そうとしない

一度の質問で回答を得ようとせず、何度も質問をするつもりで深掘りしてあげると精度が高まります。ポイントは大きい質問から小さい質問へです。

質問が思いつかない場合は回答下の関連を利用してみる

質問を続けることで回答の精度が上がるので何度も質問する事、が検索のコツと言えるでしょう。ですが、質問が思い付かない場合はどうすればいいのか、と思う気持ちもわかります。Perplexityではそんな方の為に質問例を出してくれます。これは単純に回答下に出てくる関連質問をクリックするだけです。

具体例　〜長澤まさみがCMをしているBYDってどこの会社？〜

BYDがどこの国の会社で世界シェアやその特徴を調べたいとしましょう。その場合の質問例は下記の通りです。

まとめ

一般的な検索エンジンと違い、Perplexityでは質問と回答を繰り返しながら結果を出していきます。チャットボット型のAIの為、ワード検索だけではなく、明確な質問をする事が良い結果を生む事に繋がることを覚えておいてください。